2歳半の子どもと行く父子ふたり旅

我が家は夫婦と2歳半の子どもの3人暮らし。旅行や帰省の時にはもちろん3人で出掛けていたのですが、第二子を妊娠し、妊娠後期に飛行機の距離にある実家への帰省はリスクが高いため、父子2人旅に送り出しました。出発前は心配なこともあったものの、ご機嫌で帰宅。父子2人旅の経験をまとめます。

父子2人旅に行くことになった経緯

夫の実家は飛行機の距離。妊娠後期に飛行機の搭乗は避けたかったので今年の帰省は諦めるか、ママ抜きで出かけるかという話になりました。

どうしても帰省しなければいけないわけではなかったのですが、高齢の祖父母にあと何回会えるのか、この可愛い2歳半に会ってもらったほうがいいのではないかなど、色々と検討した結果、父子2人で行ってみようということになりました。

また、出産時の入院の予行練習になるかなと思ったのも決め手になりました。

行程・滞在先

行程

今回の旅は3泊4日です。初日の昼頃の飛行機に乗り、4日目の昼頃の飛行機で帰ってきます。

自宅から空港までは電車。到着後の空港へは実家から車で迎えに来てくれます。滞在中は実家の家族と食事に出かけたり、祖父母(子どもから見た曾祖父母)やパパの友人に会いに行く、動物園に行くなど、イベントが盛りだくさんです。

滞在先

宿泊先は全泊、実家です。オムツなどの消耗品は事前に購入していただいた上に、パパが子どもの頃のおもちゃを用意してくれていました。

出発前の家庭の状況

我が家は共働きなので、ママと離れることに対する不安は比較的少なかったかなと思います。下記のような状況での決行でしたので、検討中の方は参考になさってくださいね。

  • 1歳から保育園に行っていて、母と離れることに抵抗はない
  • パパは育児に積極的で、オムツ交換や着替え、食事などすべてにおいて問題なく対応できる
  • 普段から旅行に出かけることが多く、外泊や飛行機の搭乗に慣れている
  • 乗り物好きで公共交通機関の利用は喜ぶタイプ
  • 慎重派なので、人が多いところで大騒ぎしたり激しい癇癪を起こすことはほぼない
  • 母と離れて外泊するのははじめて

父子旅中の子どもの様子

初日は「ママはお留守番なんだよ」と何度か口にしていましたが、特に寂しがることはなく順調に過ごすことができました。

寝つきが悪かったり、夜泣きをするのではないかと心配していましたが、全くそんなことはなく基本的にご機嫌でした。

父子旅を経てよかったこと

今回の旅で良かったことは次の4点です。

  • 子どもからパパへの信頼が今まで以上に厚くなった
  • 子どもの会話力が上がった
  • ママがゆっくりできた
  • パパの育児力が更に上がった

子どもからパパへの信頼が今まで以上に厚くなった

なにかと「ママ」と言っていた子どもが、パパを頼るようになりました。第二子の出産後はパパの出番が増えることになるので、とても助かります。

子どもの会話力が上がった

出発前には「できない」などと、単語レベルの訴えが多かったのですが、帰って来た時には「〇〇が△△になっちゃったんだ」などと具体的な状況を説明できるようになりました。

また、出発前は大人が言った内容の繰り返しが多かったのですが、帰宅後は自ら話題を振ってくることが増えました。

ママがゆっくりできた

妊娠中であるからというのももちろんありますが、出産から2年半毎日子どものペースで生活しているので、疲れが蓄積していたようです。数日ですが、自分のペースでゆったり過ごしたことで心身ともにゆとりが生まれました。

パパの育児力が更に上がった

元々育児に関してなんでも対応できるパパでしたが、旅行後はより積極的に対応してくれるようになりました。第二子出産前に更に育児レベルが上がったことは家庭としてとても有益なことだと思います。

おわりに

以上、2歳半の子どもとパパが出かけた父子旅の体験でした。検討中の方の参考になれば幸いです。また、冬の北海道旅行の際の持ち物や注意点はこちらでまとめています。