「赤ちゃんに算数をどう教えるか」はグレン・ドーマン氏による著書。元々は脳に障害を持つ赤ちゃんの知能の育成を促すことを目的に研究された方法なのだそうですが、研究を進めるうちに脳に特に問題を抱えていない赤ちゃんに向けても展開されるようになったということです。著書の内容から独自に作成したドッツカードのダウンロードデータと、その使い方をご紹介します。
どうやって算数を教えるのか?
大人である私たちは記号である数字でしか数を理解できませんが、赤ちゃんはドットの集合を見ればいくつかわかるのだそう。
そこで赤いドットが描かれたカードを用意し、それを見せながら数字を伝えることを毎日繰り返すだけで赤ちゃんは算数を理解するのだそうです。
99個と100個のドット数の違いが一目でわかる?
この本を読んでとても興味を惹かれたのが本当に99個と100個のドット数の違いが一目でわかるようになるのかということです。
赤ちゃんのうちから算数を理解させたいという思いより、本当に違いがわかるのか(そこまで大人と認知の仕方が異なるのか)に強く興味を惹かれました。
ドッツカードを作ってみた
本の中で紹介されているドッツカードの作り方は、5050枚の赤いドットシールを一枚ずつ手作業で貼り付けるというものでした。
「いや、無理でしょ、、、」ということで、夫に相談したところできたのがこちらです。
【無料ダウンロード】ドッツカード印刷用データ
1〜100までカード用にドットが描かれた印刷用データを作成しました。本の中でおすすめされているサイズとは異なりますが、ハガキサイズのプリント用紙に印刷して使えるようになっています。
ドッツカードの使い方
1~5のドッツカードを子どもの手の届かない場所で掲げ、「これは1」と伝えます。それ以上の情報は添えず、数字の音のみを伝えます。5枚のすべてのカードで行うのを1セットとし、1日に数回を毎日続けます。5日経ったら数の小さいカードを次に大きな数のカードに差し替え、同じことを繰り替えしていくのだそうです。
飽きないうちにやめる、1セットごとの感覚は数十分以上あけるなど注意すべき点もありますが、基本的にはとても簡単に使うことができます。
詳しくは本をご確認ください。
その効果は?
2023.4.16スタート。もうすぐ2歳になるところです。はじめてカードを見せたところ「いち、に」と頼んでもいないのにリピートしてくれました笑
カードに興味を持っていて触りたがるので手渡すと、1枚ずつ掲げて楽しそうにしています。「もう一回」と何度もやりたがるので初動は悪くない印象です。
おわりに
タイトルに惹かれて読んでみた本でしたが、ついにはドッツカードを作ってしまいました。子どもは保育園に行っているので、毎日できるとは限りませんができるだけ真面目にやっていこうと思っています。