アンコール・トムでクメールの微笑みに出会う!

アンコール遺跡群の中でもひときわ大きいアンコール・トムは、アンコールトムの中でも印象に残る遺跡の一つ。バイヨン寺院や象のテラスを始め、ヒンドゥー教の宇宙観を基にして作られた建築を楽しむことができました。 

アンコールトムとは?

アンコールトムはアンコールワットの北側に位置し、12世紀末に作られた巨大遺跡です 。ヒンドゥー教と大乗仏教が混ざった遺跡ですが、建築はヒンドゥー教の宇宙観を元にして作られています。

「トム」というのはクメール語で大きいという意味。その周辺には象のテラスやライ王のテラスなどの遺跡もあり、とても大きな遺跡です。

ツアーバスに乗り、ポイントごとに降ろしてもらえたので観光しやすかったのですが、歩いて観光となると、敷地が広く、気温も高いので厳しい状況になると思います。個人で観光する場合にはトゥクトゥクなどの交通手段を活用するのがおすすめです。

5つの城門につながった作り

アンコールトムの面白いところは外部とつながる門にあります。南大門、北大門、西大門、死者の門、勝利の門の5つの城門と繋がっており、その中心に寺院があります。現在でも勝利の門が好んで通られるそうです。遺跡からは、死者の門に続く道も見られましたが、木が生い茂っており、あまり人が通っているようには見えません。縁起が良くないとして避けられているそうです。

南大門

アンコール・トム_南大門

門から堀を結ぶ橋の欄干には乳海攪拌を模したナーガになっており、ナーガを引くアスラ(阿修羅)と神々の像が施されています。 崩れているものも多いのですが、突然復元したばかりの新しい顔もありました。ガイドによれば、少しずつ改修を行っているとのことです。

バイヨン寺院

 観世音菩薩が彫り込まれた中央祠堂を中心にして広がる荘厳な寺院です。当時の生活の様子や戦争の様子がレリーフに彫り込まれています。レリーフを一通り見た後、寺院を歩き回ってみると、構造がよくわかり面白いです。ただ段差が多く、足場も決して良いとは言えないので、スニーカーを履いていくことをおすすめします。

バイヨン寺院の彫刻

クメールの微笑み

バイヨン寺院で最も有名なのは、大きな顔が彫られた四面像です。いくつもの像が彫られていますが大きなものでは2メートル余のものもあります。 

クメールの微笑み

象のテラス

王の壮大な接見所の基壇として使われていたのが象のテラスです。高さ3 M 長さ300 M を超える大きな場所で、側面には象の彫刻されています。基壇の下には、芝生が広がっていおり、ここを通ってバスまで移動すると、ズボンがチクチクする草だらけになってひどい目に遭いましたのでご注意くださいね。

象のテラス

アンコール・トムのご紹介でした。 アンコールワットとはまた異なる雰囲気を楽しめるのでぜひ比べてみるといいと思います。 アンコールワットは徒歩でも回れますが。アンコール・トムはそうはいかないので交通手段の確保も忘れずに。