カンボジア_シェムリアップ観光|75歳祖母と行く3世代旅

カンボジアといえば、アンコールワット。アンコールワットがあるシェムリアップへ75歳の祖母、50歳の母と3人で観光してきました。シェムリアップからベトナムホーチミンへ、5泊6日の旅です。

成田→ハノイ→シェムリアップへ

成田空港をAM10時に出発後。6時間かけてベトナム ハノイへ。ハノイで乗り換えてさらに1時間半、シェムリアップへ到着です。時差がマイナス2時間あるので、現地はPM5時です。

長時間飛行機で移動だというのに、母と祖母は地元から8時間夜行バスで移動し、成田空港へ到着しましたが、到着後もめちゃくちゃ元気でした。すごいw

成田→ハノイ間では機内食もあり、これが美味しい。

プリンス ダンコール ホテル&スパに宿泊

プリンス ダンコール ホテル

宿泊先は、シェムリアップ中心部に位置するプリンス ダンコール ホテル&スパ。ロビーが広く、プールもあり、リッチな雰囲気です。部屋も広くて、きれいでしたよ。

ドライヤーやバスタオル、歯ブラシなど基本的なアメニティは揃っているので、準備が必要なものはありませんが、歯ブラシはすごく大きくて磨きづらかったです。ミネラルウォーターは毎日1本提供されます。

ちなみにホテルの前のストリートはこんな雰囲気。シェムリアップの中心部ですが、日本で過ごしていてはまず見られない町並みです。

町並み

アンコールワット日の出を拝みに

早朝4時起きでアンコールワットの日の出を拝みに出向いたものの、あいにくの曇り空で日の出にはお目にかかれず。ガイドいわく、雨季は確率は下がるものの、見えればきれいに見えるとのこと。

アンコールワット

日の出の時間がすぎると、第一回廊、十字回廊、第三回廊と見学していきます。

第一回廊に入ると壁面いっぱいの彫刻が。アンコールワットには多数の彫刻が施されているのですが、実は彫刻が完成しておらず、未完成の遺跡なんだとか。

アンコールワット内の重要な場所の彫刻は、王が決め、それ以外の場所は彫刻家が決めた内容を掘っていたと説明がありました。

アンコールワットの第一回廊

十字回廊は、四方からつながった石のつなぎ目に当たる場所。その真下に立ってお願い事をすれば叶うと言われています。

アンコールワットの十字回廊

そして向かった第三回廊はアンコールワットの中心部。と、その道中にゴロゴロと石が転がっているのです。

落下したアンコールワットの石

これらは、アンコールワットの上部から風化して落下してきた石なのだそう。あまりの石の量に世界遺産ながら管理しきれていない現状も伺えます。

そして第三回廊へは過酷な階段が。本来の階段は落下して怪我をする人が続出したとのことで、仮設階段が設置されていますが、この階段ももう少し登りやすくできたのでは…。というクオリティ。

手すりに捕まってゆっくり降りていく方がほとんどでした。75歳の祖母も上り下りできたので、慌てずに動けば問題ありません。

アンコールワット第三回廊の階段

仮設階段が設置されるまでは、この階段を使ってたそうです。これは結構厳しい。一段の幅は25cmしかありません。

アンコールワット第三回廊への階段

第三回廊には、蛇に巻かれた修行中のお釈迦様の仏像が置かれています。中には、首から上が盗まれてしまったものもありました。

第三回廊から見下ろすと、また違った角度の遺跡を楽しむことができます。

アンコールワット第三回廊から見た景色

ちなみにアンコールワットの高さは64mで、シェムリアップの街にはこれよりも高い建物は建設してはいけない決まりになっています。

アンコールワットは点対称になっており、四方どの角度からみても同じ形になっているので、入ったところとは違う場所から出てみるのもいいですね。

このあとは一度ホテルに戻ってからアンコール博物館へ。そしてアンコールトムへ出向きました。