共働き夫婦の家計管理法、我が家の方法を紹介

共働きで夫婦それぞれに収入がある場合、家計管理の方法はさまざまですよね。共通口座を作ったり、光熱費や家賃などそれぞれを負担したり。共働きの友人や知人に家計管理の方法を聞いてもさまざま。ということで我が家の家計管理の方法をご紹介します。

我が家の家族構成

我が家は夫婦とも、30代前半の会社員。そして保育園に通っている子どもが1人います。

  • 持ち家(住宅ローンあり)
  • 車なし
  • 実家への仕送りなし
  • 奨学金の返済あり

我が家の家計管理方法

我が家では夫婦の共通口座を設け、そこを家族カードの引き落とし口座に設定。毎月、事前に決めた金額を夫婦それぞれが振り込むという形を取っています。

家族のための支払いは全てこの口座から支払われるので、残高が足りているかだけを気にしていれば負担が偏っていないかを気にする必要はありません。

ちなみに旅行に行くと、足が出る場合が多いのですが、その時は相談して追加負担金額を決めています。

毎月の振込み額の決め方

まずは毎月支払いが発生する費用とおおよその金額を挙げ出します。

我が家で共通の出費としているものは、次のものがあります。

  • 住宅ローンと管理費、修繕積立金
  • 光熱費
  • 保育料
  • 食費
  • 家族での外食代
  • 子どもの衣類、おもちゃなど
  • 家族での旅行、遊び代

家族で使うのか、個人で使うのかを判断基準としているので、例えば休日に夫婦で食べに行くランチは共通の費用になりますが、仕事中や友人と出かけた時に食べるランチは個人待ちです。

細かな線引きはしていませんが、今のところ特に揉めたことはありません。

共通口座を使うメリット

夫婦間の清算がほぼ発生しない

支払い科目ごとに支払い担当を決めているという管理方法をよく聞くのですが、出費が多い科目が出た月には負担が偏らないように精算しているそうです。

共通口座の場合は、足りないときに追加入金するので手間がかかりません。

自動振り込みで手間要らず

毎月の負担額が決まっているので、自動振り込み設定をしておけば、特に作業は発生しません。子どもの世話でバタバタすることが多いので、自動で済むというのはとても便利です。

共通口座を使うデメリット

貯蓄額がブラックボックス化する

我が家の場合は、必要な費用のみを負担していて、共通の貯蓄はしていません。それぞれが貯金なり株なりで資産を持っているはず…。という状況です。相手のことを信頼できないと不安になってしまうかもしれません。

共通口座で家計管理をするなら、準備しておくべきこと

  1. どちらかの名義で専用の口座を開く
  2. 給与の入金口座から自動振り込み設定をする
  3. 専用のクレジットカードと家族カードを作り、家族口座を引き落とし先に設定する
  4. PayPayなど電子マネーにも専用カードを接続する
  5. 家賃や光熱費など口座引き落としのものも家族口座を引き落とし先に設定する
  6. 口座とクレジットカードの明細をスマホで見られるようにアプリを入れる

以上の準備が整えば、毎月一度、家族口座の残高がクレジットカードの支払い額を下回っていないかを確認するだけになります。

子どもの教育費は子ども手当をジュニアNISAで運用

夫婦共通の貯蓄はしていませんが、さすがに教育費は必要だよねということで、子ども手当を全額ジュニアNISAで運用しています。

その他、出産祝いやお年玉などをいただいた場合もジュニアNISAで教育資金として投資しています。

おわりに

我が家の家計管理の方法についてご紹介しました。夫婦の収入や家事負担の割合、子どもの年齢などによっても適切な管理方法は変わるかと思います。参考になれば幸いです。